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心臓外科インド留学日記

卒後沖縄の市中病院で研修し、3年間大学病院の心臓外科に所属していました。2017年3月よりインドのバンガロールにある病院で心臓外科フェローとしてトレーニングを始めました。

Off-pump CABGのスペシャリスト

先週はOPCABが得意なRameshというConsultantの手術に参加し、一週間まるまるOPCAB漬けの生活でした。

 

手術室は2部屋を使い、それぞれの部屋で2人でバイパスグラフトを採取し、末梢吻合のところだけConsultantが来て、1日4件の手術をこなします(グラフトを採り終わってからなかなか手術室に来ず、待ち時間が非常に長いのですが、全ての症例が終わるのは7時から9時の間くらいです)。

 

先週参加した症例では使ったグラフトはLITASVGのみ。年齢に関係なく静脈グラフトを使っていました(Consultantによっては稀にradial arteryを使う人もいます)。

 

Rameshは60歳過ぎの陽気なおじさんといった感じで、手術中もいつも歌っています。

 

4年前にこの病院に来たそうですが、4年間で執刀した症例はなんと3500例。

そのほとんど全てがOPCABです。

私はまだ見たことはありませんが内胸動脈も電気メスのみで10分程でとってしまうようです。

 

60歳をこえてもこれだけの症例をこなし、若手外科医とも積極的にコミュニケーションをとり指導している姿は本当に格好良く尊敬できます。

 

近いうちにRameshが内胸動脈採取の指導をしてくれるそうなので今から楽しみです。